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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年5月31日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:北Kibu州での火山噴火により、Bishie錫鉱山が輸出を一時的に中断

 2021年5月27日付けメディアによると、DRコンゴ東部の北Kibu州Goma市の近郊で起きた火山噴火により、同州の錫鉱石の輸送に影響が出ていると国際錫協会(ITA)が語った。加・南アAlphamin Resources社が操業するBisie錫鉱山は、Goma市の西方200kmに位置し、今回の噴火により鉱山や精鉱輸送ルートへの被害はなかった。しかし、被害を受けたGoma市にて輸出に係る書類作成を行う政府機関サービスが休止しており、精鉱輸送は中断している。今後の状況次第だが、これらのサービスは6月の第1週には通常通りに戻る見込みであるとAlphamin社は語っている。錫精鉱は、ウガンダとの国境を越え、ケニアのMombasa港から出荷されている。2020年には10,319tの錫精鉱(錫品位約50~70%)を生産した。

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