モザンビーク：グラファイト鉱山開発プロジェクトを英Tirupati社が買収

　2021年8月17日付け英Tirupati Graphite社の発表によると、同社は、豪Battery Minerals社よりモザンビークのグラファイト鉱山開発プロジェクトを12.5mA$で買収する契約を締結した。同プロジェクトには、建設中のMontepuezグラファイト鉱山及び探鉱中のBalama Centralグラファイトプロジェクトが含まれる。Tirupati社は、2019年よりマダガスカルにてフレークグラファイトの生産を行っており、同社CEOのShishir Poddar氏によれば、今回の買収によりグラファイトの資源基盤を多様化しカントリーリスクの軽減を図る。また、今回買収したMontepuez及びBalama Central鉱床の資源量は合計152百万t（品位：TGC 8.5％）で、マダガスカルにおける資源量25百万tの約6倍の規模であり、グラファイト含有量では約12倍に相当する。