マラウィ：Songwe Hillレアアース鉱床の湿式製錬パイロット試験が最終段階に入る

　2021年12月14日付け英・加Mkango Resources社の発表によると、マラウィSongwe Hillレアアース鉱床開発のための湿式製錬パイロット試験が最終段階に入った。浮遊試験は2021年初めに成功しており、その精鉱を使った製錬試験になる。湿式製錬のプロセスフローはFSにとって不可欠な部分であり、本試験はプロジェクトの商業化のために重要なステップとなる。また、エンジニアリング会社SENET社による設計開発はほぼ完成し、FSの完了予定は2022年第1四半期を目指している。同社CEOのWilliam Dawes氏は、「同社の採掘・精製・リサイクル統合戦略として、マラウィでの中重希土鉱山の開発、ポーランドの大手化学会社Grupa Azoty Pulawy社におけるレアアース分離、そして英HyProMag社における英およびドイツでのレアアース磁石（NdFeB）のリサイクリング、これらの事業があらゆる面で進行中である。」と語った。