閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ チタン グラファイト アンチモン ジスプロシウム スカンジウム インジウム パラジウム フッ素/蛍石 PGM(白金族) ツリウム ロジウム 亜鉛 テルビウム イリジウム ジルコニウム ガリウム ルテニウム セリウム ルビジウム アルミニウム/ボーキサイト ネオジム クロム プラセオジム ゲルマニウム ホルミウム コバルト ユウロピウム ランタン ルテチウム イッテルビウム イットリウム エルビウム セシウム ガドリニウム サマリウム レアアース/希土類 タングステン タンタル ミネラルサンド テルル ニオブ ニッケル ハフニウム バナジウム ビスマス ヒ素 ベリリウム マグネシウム マンガン リチウム
2022年2月25日 バンクーバー 佐藤佑美

米:米国地質調査所、50鉱種のクリティカルミネラルリストを公表

 米国地質調査所(USGS)は、2022年2月22日付けでクリティカルミネラル(重要鉱物)として、新たに以下50鉱種を指定したリストを公表した。
 アルミニウム、アンチモン、ヒ素、重晶石、ベリリウム、ビスマス、セリウム、セシウム、クロム、コバルト、ジスプロシウム、エルビウム、ユウロピウム、蛍石、ガドリニウム、ガリウム、ゲルマニウム、グラファイト、ハフ二ウム、ホルミウム、インジウム、イリジウム、ランタン、リチウム、ルテニウム、マグネシウム、マンガン、ネオジム、ニッケル、ニオブ、パラジウム、プラチナ、プラセオジム、ロジウム、ルビジウム、ルテチウム、サマリウム、スカンジウム、タンタル、テルル、テルビウム、ツリウム、錫、チタン、タングステン、バナジウム、イッテルビウム、イットリウム、亜鉛、ジルコニウム
 2020年エネルギー法(Energy Act of 2020)の下では、重要鉱物は脆弱なサプライチェーンを有する、米国経済あるいは安全保障上必要不可欠な非燃料鉱物または鉱物材料と定義されており、内務省は少なくとも3年ごとに重要鉱物のリスト、および潜在的重要鉱物を特定するため方法論を更新することが求められている。2018年には35鉱種が特定されていたが、今回の見直しでは一部鉱種の除外とともにニッケル、亜鉛が新たに追加され、レアアースおよび白金族について個別元素が特定される形となった。
 重要鉱物資源ポテンシャルが高い未発見地域の特定を目的としたUSGS主導のイニシアティブ「Earth Mapping Resource Initiative(Earth MRI)」では、超党派インフラ法により今後5年間に亘り、追加で64mUS$/年の資金提供を受け、国内における重要鉱物のマッピングを更新する計画である。

ページトップへ