ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- その他
インドネシア:EVのエコシステム開発を加速するための企業間連携
2022年2月23日付け現地メディアによると、エネルギー企業PT TBS Energi Utama、オンライン輸送サービスプロバイダーGojekのPT Electrum、国営石油・ガス企業PT Pertamina、インドネシアの電動バイクメーカーGesits社、台湾のバイクメーカーGogoro社の4社は2022年2月22日、国内における統合された電気自動車(EV)エコシステムの開発を加速するために協業をすることとなった。
4社の協力関係の発足式に立ち会ったJoko Widodo大統領は、川上から川下までのEVエコシステムの開発において、各社が協力して取り組むことを高く評価した。また、「政府は、EVを含む新エネルギーや再生可能エネルギーへの参入に非常に真剣に取り組む。そのため、EVのエコシステムを構築するために、川上から川下まで参入する企業の勇気を高く評価する。私たちは、2030年の炭素排出量29%という目標に従い、2060年には炭素排出量ゼロ、あるいはネットゼロ・カーボンに突入することを望む。」と述べた。
今回の協業により、4社それぞれの専門性を活かし、インドネシアにおけるEVのインフラ整備をさらに推進する。
PT Electrumは、GojekのインドネシアにおけるプレゼンスとPT TBSのエネルギー分野における専門性を活用し、EVエコシステムのインテグレーターおよびデベロッパーとして活動する。一方、PT Pertaminaは、子会社であるPT Pertamina Patra Niagaを通じて、南ジャカルタ地域のガソリンスタンドにEVのバッテリー交換ステーションを提供する。これを、バッテリーおよび電気モーター交換技術のイノベーションを提供するGogoro社がサポートし、Gesits社が電気モーターとインフラを提供する。
