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豪・米:豪連邦Tehan貿易観光投資大臣が米Raimondo商務長官と豪米戦略的商業対話を開始、クリティカルミネラルのサプライチェーンに関する相互協力などが議題に
2022年3月31日付けの地元メディアによると、豪連邦Tehan貿易観光投資大臣は、2022年3月30日に米Washingtonで米Raimondo商務長官との豪米戦略的経済対話(AUSSCD)を開始し、豪米及びインド太平洋地域におけるクリティカルミネラルのサプライチェーン強化の相互協力などについて協議を行った。同大臣と同長官はこの協議において、両国がクリティカルミネラル事業に対するESG(環境・社会・ガバナンス)やトレーサビリティを共有化することの重要性を主に話し合ったとされている。同大臣と同長官の共同声明によると、同対話では豪州や米国のクリティカルミネラル・サプライチェーンへの民間投資を支援するため、両国間の資金供給メカニズムを調整、連携させる方法について話し合われた模様で、同メディアは、同大臣が今回のWashington訪問においては米政府の輸出入銀行Export Import Bankや米国国際開発金融公社(DFC)とも話し合いを行ったとしている。また、今回のAUSSCDにおいては、豪州のレアアース企業などクリティカルミネラル企業のCEOが同大臣の率いる代表団に参加しており、これらのCEOが出席した円卓会議においては、豪州及び米国のクリティカルミネラル産業の持つ商業的可能性や、上流から下流を通したクリティカルミネラルのサプライチェーン全体における能力強化の重要性などについての話し合いが行われた。
