ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- その他
フィンランド:政府、鉱物に対する新たな税の導入を計画
2022年9月27日付けのメディア情報によると、政府は鉱業において採掘された鉱物に対して新たな税の導入を計画している。現在フィンランドでは鉱物に対する課税はないが、同政府は金属鉱物に対して0.6%、その他の鉱物に対して0.2%のロイヤルティの導入を提案している。この新税により、約25m€/年の税収が見込まれると計算しており、その60%は鉱山がある地方自治体へ、残りの40%は中央政府に振り分けられる。同国財務省は声明の中で、「この税の目的は鉱物採掘の性質を考慮し、再生不可能な天然資源として、その使用に対する合理的な補償を社会に向けることである」と述べている。この新税は同国議会で審議中であり、2024年初めの施行が計画されている。
