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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2023年2月8日 リマ 初谷和則

ペルー:Grupo Mexico社、2022年生産量やペルーでのプロジェクト進捗等を報告

 2023年2月2日、墨Grupo Mexico社は、2022年の銅生産量が1,000,934tと前年比7.2%減となり、主な減産要因は上半期におけるペルーのCuajone銅鉱山(Moquegua州)の操業停止や品位低下であったと報告した。
 ペルーのプロジェクトに関しては、Michiquillay銅プロジェクト(Cajamarca州)では2022年第4四半期にエネルギー鉱山省(MINEM)へ探鉱活動開始届を提出し、既知の資源量の評価を実施、2023年も探鉱活動や地域コミュニティとの合意に基づく土地利用対価の支払いや社会プログラム等を継続する計画を明らかにした。
 Los Chancas銅プロジェクト(Apurimac州)については、2022年末時点でプロジェクトエリアでのインフォーマル鉱業活動が継続し、一部業者が不正に鉱業合法化統合登録(REINFO)への登録を行っていたが、同社が刑事告訴等の手続きを行った結果、これらインフォーマル業者の申請鉱区50件が取消されたと報告した。
 Tia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)は最高の環境水準のSxEwプラントにより120千t/年の銅カソードを生産する予定だとし、社会プログラムを継続中であると報告した。

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