ボリビア：炭化水素エネルギー大臣、小規模塩湖約20か所の国際入札に言及

　2023年9月16日付け現地報道によると、ラジオ番組のインタビューに応じたMolina炭化水素エネルギー大臣は、ボリビアリチウム公社（YLB）が今後数週間以内に、国内の小規模塩湖約20か所の埋蔵量確認のための定量化プロセスを開始し、生産に係る2回目国際入札を開始すると発表した。これら塩湖の探査により、国内のリチウム埋蔵認定量が増加するとし、また、それらの塩湖では、様々な技術が駆使されてより迅速に生産が開始できると見られていると説明した。
　さらに同大臣は、Uyuni塩湖畔Llipi（Potosí県）の炭酸リチウム産業プラントの建設作業がすでに完了したことを確認し、同プラントでの生産が2023年10月末～11月初めには開始されると言及した。政府の計画では生産開始は同年8月の予定であった。