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報告書&レポート

2013年12月12日 調査部金属資源調査課 小嶋吉広
2013年68号

鉛は2014年に供給不足に転じる見込み-2013年秋季国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)参加報告-



写真.会場の様子

 ILZSG(国際鉛亜鉛研究会)は1959年に発足した国際機関で、鉛・亜鉛市場における透明性を確立することを目的とし、需給調査や経済動向など鉛・亜鉛市場に影響を与える分野の情報収集、分析、統計を行っている。

 2013年10月3~4日、リスボンにて、ILZSGの秋季定期会合が開催された。本会合には、各国代表、EU、産業団体、企業、コンサルタント等から約80名が参加し、鉛・亜鉛に関するプレゼンテーション及び議論が行われた。

 以下、本稿ではその会合の概要について報告する。

 なお、本会合での講演資料は、ILZSGの公式HPから入手可能である。

 (http://www.ilzsg.org/generic/pages/list.aspx?table=document&ff_aa_document_type=P&from=1)

1.第69回 統計予測委員会

1-1. 2013年及び2014年の鉛需給予測 (ILZSG主任予測統計官 Paul White氏による発表)
(1) 鉱山生産量 ~中国での生産拡大が顕著~

 2013年の鉱山生産量は、対前年比5.7%増の5,547千tと見込まれる。中国では同7.5%増の高い水準となっており、広西チワン族自治区や四川省、湖南省等での鉱山生産増加により、鉛精鉱の在庫増加が推測される。また豪州では、環境規制のため2011年に操業を停止していたParoo Station(Magellan)鉱山が2013年5月より生産を再開したため、生産量拡大(同19.3%増)が見込まれている。

 2014年は、同4.2%増の5,779千tが予想されている。

(2) 地金生産量 ~中国での生産拡大が牽引~

 2013年の地金生産量に関しては、対前年比4.7%増の11,022千tとなる見込みであり、中国の地金生産量が同7.1%増となることが主な要因である。欧州では、イタリアのPorto Vesme製錬所が2013年2月より操業が再開となった。他方、米国では、Doe Run社のHerculaneum製錬所が閉鎖となり、年産規模で220千tの減少要因となっている。豪州、ベルギー、インド、カザフスタン、ペルーでは2013年と2014年は増産が予想され、2014年の世界の生産量は、同4.2%増の11,482千tと予想されている。

(3) 地金消費量 ~米中の需要増が顕著~

 2013年の鉛地金消費量は、対前年5.0%増の11,000千tと見込まれる。中国では4Gネットワークといった携帯電話のインフラ整備に加えて、自動車及び電動自転車(e-bike)の増産が主な原動力となり、鉛地金消費量が対前年比7.4%増となる見込みである。また、米国では景気回復に伴う自動車生産の拡大により同7.6%の高い伸びが見込まれている。

 2014年の世界の鉛地金消費量は同4.6%増の11,505千tと予想されている。

表1. 鉛の鉱山・地金生産及び地金消費量(単位:千t)

区 分 鉱山生産量 地金生産量 地金消費量
2012年
実績
2013年
見込み
2014年
予想
2012年
実績
2013年
見込み
2014年
予想
2012年
実績
2013年
見込み
2014年
予想
欧州 380 381 395 1,762 1,824 1,851 1,598 1,619 1,656
アフリカ 99 95 101 99 97 101 100 105 106
米州 1,028 973 988 2,157 2,195 2,205 2,138 2,244 2,301
アジア 3,156 3,399 3,551 6,309 6,671 7,077 6,626 7,015 7,424
※(内、中国) 2,838 3,050 3,200 4,646 4,980 5,330 4,628 4,970 5,340
オセアニア 586 699 744 203 235 248 15 17 18
世界計 5,249 5,547 5,779 10,530 11,022 11,482 10,477 11,000 11,505

(4) 世界の需給バランス ~2014年には供給不足に転じる~

 需給バランスを見ると、ここ数年続いた供給過剰も徐々に需給がタイトになり2014年には供給不足に転じると予想されている(表2)。

表2. 世界の鉛需給バランス(単位:千t)

区分 2012年
実績
2013年
見込み
2014年
予想
増減
13/12比
増減
14/13比
鉛供給合計 10,530 11,022 11,482 4.7% 4.2%
鉛消費合計 10,477 11,000 11,505 5.0% 4.6%
需給バランス 47 22 ▲23    

(5) LME在庫と価格 ~LME在庫は引き続き減少傾向~

 2013年Q1では、LME在庫が減少傾向であるものの上海先物取引所(SHFE)の在庫量は増加する傾向が見られたが、Q2以降は両取引所とも在庫は減少傾向を辿っている。今後、世界的に需給がタイトになると見込まれており、在庫量は一層の減少が予想される。

 鉛価格は、2013年2月に2,448 US$/tの年初来最高値を付けた後、ジリジリと値を下げ、4月15日には2,000 US$/tを割り込み、その後2,000 US$/t前後で推移するも、5月15日には1,949 US$/tの年初来最安値を付けた。その後、米国での景気回復等を受け、価格は回復基調に転じ、10月時点では2,300 US$/t台で推移している。

(出典:ILZSG)

図1. 鉛の在庫及び価格

1-2. 2013年及び2014年の亜鉛需給予測(ILZSG主任予測統計官 Paul White氏による発表)
(1) 鉱山生産量 ~アフリカ及び南米で増産、カナダは大幅減~

 2013年の鉱山生産量は、対前年比1.7%増の13,733千tと見込まれる。中国では鉱石と精鉱の供給が製錬所での需要を上回り、供給過剰となっていることを受け、2013年の生産量の伸びは同3.9%と徐々に鈍化傾向が見られる。アフリカではブルキナファソのPerkoa鉱山が2013年Q1より生産を開始し、生産能力は95千t/年となっている。また、インドではKayar鉱山、メキシコではValardena鉱山が生産開始を迎え、それぞれの地域で増産が予想される。一方、カナダではMcLeod鉱山が生産開始を迎える一方、XstrataのBrunswick及びPerseverance鉱山が埋蔵量の枯渇により閉山となる影響で同28.7%の大幅減となると見込まれる。

 2014年の鉱山生産量は同2.0%増の14,011千tが予想されている。

(2) 地金生産量 ~中国始め、イタリア、韓国等で増産が見込まれる~

 2013年の亜鉛地金生産量は対前年比3.4%増13,012千tと見込まれ、中国で同7.1%増となることが主因である。欧州では、イタリアのPorto Vesme製錬所が再開され、現在生産を拡大中である。ペルーではLa Oroya製錬所が2012年Q4に操業を再開したことから増産となっている。また、韓国でもOnsan製錬所の拡大により、生産量が増加する見込みである。

 2014年はさらに生産の増大が予想され、同4.9%増と13,653千tとなっている。

(3) 地金消費量~中国は7.7%の大幅増加に転じる~

 2013年の亜鉛地金消費量は、対前年比4.8%増の12,892千tと見込まれる。中国は2012年には消費量が減少したが、2013年は自動車生産の増加(同13%増)、亜鉛メッキ鋼板の生産量増加(同11%増)、不動産投資の増加(同21%増)等により同7.7%の大幅な増加が見込まれている。米国でも2013年に入り景気回復の兆候が見えていることから、同7.1%増を見込んでいる。他方欧州は、欧州債務危機からの本格回復には未だ時間を要し、同0.8%減の微減が予想されている。

 2014年は同5.0%増の13,538千tと予想されている。

表3. 亜鉛の鉱山・地金生産及び地金消費量(単位:千t)

区 分 鉱山生産量 地金生産量 地金消費量
2012年
実績
2013年
見込み
2014年
予想
2012年
実績
2013年
見込み
2014年
予想
2012年
実績
2013年
見込み
2014年
予想
欧州 1,015 1,022 1,043 2,411 2,413 2,508 2,356 2,337 2,425
アフリカ 275 325 375 167 163 168 155 149 152
米州 3,978 3,862 3,863 1,844 1,858 1,939 1,667 1,715 1,787
アジア 6,709 7,006 7,161 7,667 8,074 8,519 7,915 8,473 8,954
※(内、中国) 4,930 5,120 5,250 4,829 5,170 5,580 5,291 5,700 6,100
オセアニア 1,533 1,518 1,569 501 504 519 213 218 220
世界計 13,510 13,733 14,011 12,590 13,012 13,653 12,306 12,892 13,538

(4) 世界の需給バランス ~供給超過が継続するも超過量は減少~
   需給バランスは、2013年、2014年ともに供給超過が続くと予想されているが、超過量は徐々に減少する予想である。(表4)。

表4. 世界の亜鉛需給バランス (単位:千t)

区分 2012年
実績
2013年
見込み
2014年
予想
増減
13/12比
増減
14/13比
亜鉛供給合計 12,590 13,012 13,653 3.4% 4.9%
亜鉛消費合計 12,306 12,892 13,538 4.8% 5.0%
需給バランス 284 120 115    

(5) LME在庫と価格 ~LME在庫、65%がニューオリンズ~

 LMEの在庫量は2012年11月から徐々に減少し、2013年10月現在は990千tとなっている。LME在庫のうち65%がニューオリンズのLME倉庫に保管されている。SHFEの在庫量は2013年の初めからほぼ横ばいで推移している。

 亜鉛価格に関しては、2013年6月24日に1,784 US$/tの年初来最安値を付けた後は、概ね1,800 US$/t台を推移している。2013年10月下旬時点では約1,900 US$/tとなっている。

(出典:ILZSG)

図2.亜鉛の在庫及び価格

2.第15回 産業諮問委員会

2-1. 講演『中国の鉛亜鉛需給』

(Shanghai Metals Market、Ryan Dong氏)

【亜鉛は需要が堅いが、鉛は軟調】

 中国の四半期毎のGDP成長率は2012年Q1から減速傾向を見せ始め、2013年Q2は7.5%となった。PMIも悪化傾向を辿り、特に本年4月以降は50を下回る状況が続いたが、2013年8月期は50を上回り、景気悪化の底がやっと見えてきて気配である。当社の鉛亜鉛価格も経済情勢の悪化を受け昨年末から2013年Q1にかけて大幅に値を下げ、現在も低迷を続けている。

 製錬所の操業率について見ると、2013年1月以降、鉛と亜鉛では異なった動きを見せている。亜鉛は前年からのトレンドを引継ぎ、70%~75%のレベルで推移しているが、鉛は操業率の低下が顕著である。2012年11月には70%近くあったが、2013年2月以降は55%~60%台に低迷している(図3参照)。

(出典:講演資料)

図3.中国での鉛亜鉛製錬所の稼働率

【鉛製錬所の稼働率低下の背景はTC減少と銀価格下落】

 鉛製錬所の稼働率低下の背景としてTCの減少(図4参照)と副産物である銀の価格低下が挙げられる。鉛のTCは2012年5月以降は1,900元/t台を推移していたが、2013年3月より大幅に減少し、2013年7月時点では1,800元/tレベルにまで落ち込んでいる。これを受け、製錬所は操業率を落とす努力をしているものの、未だ供給過剰の状況が続き、在庫も増え続けている。

(出典:講演資料)

図4.中国での鉛のTCと操業率の推移

【亜鉛のTCは高水準】

 他方、亜鉛のTCは旺盛な国内需要に支えられ、2012年H2より上昇を続け、2013年7月時点では前年同月比で16%増のトン当たり5,000元となっている。これを受け、国内の亜鉛製錬所は操業率を引き上げている(図5参照)。

(出典:講演資料)

図5.中国での亜鉛のTCと操業率の推移

【鉛生産者の能力過剰で価格競争】

 中国政府は2011年に発生した鉛事故を受け、鉛及び鉛蓄電池の業界に対し、排出基準の順守状況について監視を強めた。この結果、2011年7月までに国内全体の80%以上のプラント(主に中小企業)が閉鎖又は一次閉鎖し、特に浙江省では94%のプラントが閉鎖したと言われている。中小のプラントが淘汰された結果、大企業の生産が伸び、Tianneng社やChaowei社等の大手4社の2012年の生産量は対前年比で大幅に増加した。市場における大手4社のシェアも25%に拡大した。しかしながら生産者の多くは過剰な生産能力を抱えており、中国の鉛蓄電池業界は過当競争の時代に突入しつつある。

2-2. 講演:『欧州における溶融亜鉛メッキ産業の現状』

(欧州一般溶融亜鉛メッキ協会、Jeremy Woolridge氏)

【欧州の溶融亜鉛メッキ生産量は近年減少傾向】

 当協会は、欧州20か国の溶融亜鉛メッキ協会の連合であり、溶融亜鉛メッキの普及と技術開発に取り組んでいる。欧州における溶融亜鉛メッキの生産量は2008年まで年々拡大してきたが、金融危機以降は減少し、2012年は対前年比7.7%減の6.09百万tとなっている。国別の内訳としてはドイツが32%と最も多く、次いでイタリア、イギリス、フランスの順となっている。

【環境規制により、今後は亜鉛合金メッキ鋼板が主流】

 欧州では近年、溶融亜鉛メッキで使用する鉛に対する規制が徐々に強まり、当協会としてはその安全性について関係機関へロビーイングをしているが、今後は溶融亜鉛メッキ鋼板から亜鉛合金メッキ鋼板への代替が進むものと予想される。亜鉛合金メッキ鋼板は溶融亜鉛メッキ鋼板に比べ耐食性が最大10倍と言われており、港湾施設等の強い耐食性が求められる箇所に適している。

3. 第25回 経済・環境委員会

3-1.講演『自動車用電池用途の金属』

(国際鉛協会、Alistair Davidson氏)

【鉛蓄電池はEUの環境規制において例外適用を受けている】

2000年、EUは使用済み自動車(ELV:End of Life Vehicles)指令を出し、2003年以降市場に出される自動車部品に鉛、水銀、カドミウム、六価クロムの使用を禁止したが、鉛蓄電池は例外とされた。鉛蓄電池を例外とする措置に関しては定期的に見直されることとなっているが、直近に行われた2010年の見直しでも鉛蓄電池は、他の代替が困難であるという理由により引き続き例外扱いが認められている。次の見直しは2015年に行われる予定であり、鉛蓄電池が例外措置適用を引き続き受けられるよう、日本自動車協会やEUROBAT(欧州自動車・産業バッテリー協会)等の関係機関と協力して調査研究を行っている。

【2020年時点でも鉛蓄電池は主流】

他機関との協力の一環として、鉛やリチウム等の自動車向け電池に使用する鉱種について供給面での課題等に関し調査を行った。EUが2012年に発表した報告書「Routes to 2050」によれば、2020年の段階では従来型の内燃機関タイプのエンジンが引き続き主流であり、75%以上を占めると予測されている。このため、自動車用電池としての鉛蓄電池は、リサイクル率の高さや技術面での優位性(構造がシンプル)を勘案すると、今後も重要な位置を占めると予想される。

【鉛蓄電池の代替としてはリチウムイオン電池が有望】

鉛蓄電池を代替する電池としてはリチウムイオン電池が挙げられる。リチウムイオン電池に使用するリチウムの量はバッテリー全体の2%程度であり、重量としては電池1個当たり約0.15 kg(Li純分)。高純度のリチウムは主に南米の塩湖の「かん水」から生産されるが、塩湖が存在する国はボリビア、アルゼンチン等政治的に不安定な国が多い。2012年の生産量は37,000 t(Li純分)。現在、鉛蓄電池は世界で年間6億個生産されているが、これを全てリチウムイオン電池に代替させるとすると、90,000 t(Li純分)のリチウムが必要となる。ナトリウム電池やニッケル電池も今後、鉛蓄電池に代替する可能性はあるが、両者とも現在のところSLI(Starting、Lighting and Ignition。エンジン始動、ライトなどの電装機器、点火)用途では用いられていないため、鉛蓄電池の完全な代替とはなり得ない。

3-2.講演『自動車産業、特にタイヤと電池産業における酸化亜鉛とリチウム化合物の市場見通し』

(HIS Chemical社、Stefan Schlag氏)

【酸化亜鉛の消費量はタイヤ生産量に比例】

酸化亜鉛はゴム製品の加硫促進助剤として使われ、タイヤのゴムへの使用が全需要の40%を占めている。ゴム用途への酸化亜鉛は代替する素材が少ないため、需要は自動車生産量と密接な関係を有している。酸化亜鉛の生産量はここ数年増加傾向にあり、2012年は約1.5百万t。うちタイヤ用途は0.6百万tであるが、今後はアジアでの自動車生産拡大に伴い、2020年には0.9百万tにまで需要が拡大する見込みである。

【リチウムは携帯端末と自動車向け用途が需要を牽引】

2012年のリチウム消費量は155千t(炭酸リチウム換算)であり、最大の用途は電池(需要の31%)。2020年のリチウム消費量は280千t(炭酸リチウム換算)にまで増大する見込みであり、うち電池用途のシェアは51%にまで拡大。電池用途では携帯端末用と自動車用の需要の伸びが著しく、携帯端末用の消費量は現在は40千t(炭酸リチウム換算)程度であるが、2020年には倍増し、90千tを超える見込み。自動車向けは現在10千t(炭酸リチウム換算)足らずであるが、30千tにまで増加が見込まれる。2020年までに電気自動車の普及はある程度見込めるが、2020年時点では従来型の内燃機関タイプのエンジンが依然として主流であると予測される。

4. 各委員会のプロジェクト進捗報告

4-1. ILZSG統計予測委員会

  完了したプロジェクト 進行中のプロジェクト 新規プロジェクト
報告書

・ 月間統計報告書

・ ハイブリッド車及び電気自動車による鉛消費量への影響調査

・ 鉛亜鉛鉱山のリスト作成

・ 鉛・亜鉛の一次利用法に関する年次報告書

・ 中国の鉛亜鉛産業に関する報告書

・ 自動車産業における亜鉛使用の報告書

その他

・ 「鉛・亜鉛市場セミナー」の実施
(2012年11月、中国・南京市)

・ ナミビア鉱山省の鉱物経済専門官に対するトレーニング実施

・ ILZSGのウェブサイトの向上

・ プレゼンテーションの実施

・ 統計データの精度向上

・ 鉛・亜鉛需給調査
(年2回発表)

・ リサイクル率計算法の開発(継続)

・ 地方セミナーの計画
(継続)

・ 国際金属リサイクルセミナーの開催

 

4-2. ILZSG鉱山及び製錬所プロジェクト委員会

進行中のプロジェクト 新規のプロジェクト

・ 新規の鉛・亜鉛鉱山及び製錬所プロジェクト報告

 

4-3. ILZSG経済環境委員会

  完了したプロジェクト 進行中のプロジェクト 新規プロジェクト
報告書

・ ILZSGインサイト報告書

『鉱石及び精鉱の輸送に影響を与える新IMO規制』
(2012年11月発行)

『リサイクルのための鉛酸蓄電池デザイン』
(2013年4月発行)

『ハイブリッド車及び電気自動車による鉛消費量への影響調査』
(2013年7月発行)

・ 3研究会合同プロジェクト、鉛・亜鉛の副産物に関する調査(2012年6月発行)

・ ILZSGインサイト報告書(継続)

・ ”Metals Despatch”ニュースレター(継続)

・ 3研究会合同プロジェクト、財政上の優遇政策に関する調査

・ 3研究会合同プロジェクト、 鉛

・ 亜鉛の副産物に関する追加調査

・ 鉱業プロジェクトの開発に付随するリスク要因の調査

その他

・ ジュネーブで開催された金属鉱業に係る政府間フォーラムで講演(2012年10月)

・ ILZSGのウェブサイトの向上

・ 製品スチュワードシップGreen Lead Initiativesへの協力

・ CFC
(Common Fund for Commodities)プロジェクト

『インドでの亜鉛ダイカストに関するプロジェクト』

『マラウィにおける空気亜鉛電池の利用』(継続)

『マラウィでのIZAによる亜鉛含有肥料促進プロジェクト』(継続)

『インドにおける溶融亜鉛めっきのプロジェクト』(継続)

『セネガルでの使用済み鉛蓄電池の回収プロジェクト』(継続)

『ネパールとバングラデシュでの亜鉛メッキのプロジェクト』

・ 鉛の環境及び健康面での規制

・ 酸化亜鉛と亜鉛末の使用用途

・ 電炉残渣からの亜鉛回収

5. 2014年春季会合について

 国際非鉄研究会の2014年春季会合は、2014年3月31日~4月4日にポルトガルのリスボンにて開催される予定である。

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