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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2022年12月14日 バンクーバー 佐藤すみれ

パナマ:Cobre Panamá銅鉱山に係る契約再交渉、最終期限が迫るも交渉は停滞

 2022年12月12日付け報道によると、パナマ政府、加First Quantum Minerals社およびその現地法人であるMinera Panamá社の間で進められているCobre Panamá銅鉱山の操業に係る契約内容再交渉に関し、貿易産業省(MICI)は、最終合意の期限が迫る中、十分な協議の進展が見られず行き詰まっている状況にあると公表した。
 First Quantum Minerals社は2022年1月、政府が提示したロイヤルティの大幅に引き上げ等条件に合意したことを発表していた(2022年1月20日付 ニュース・フラッシュ:Minera Panamá社、Cobre Panamá銅鉱山のロイヤルティ引き上げに合意参照)。その後現在まで双方の間で最終契約内容に係る協議が継続中であり、MICIは、いかなる新契約も、2022年1月に合意した内容を忠実に反映させなければならないことを繰り返し表明している。MICIは合意の期限を2022年12月14日と定めており、これが達成されない場合、Cobre Panamá鉱山操業継続のため他の選択肢を取る旨発表している。

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