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ニュース・フラッシュ

2025年春季国際非鉄研究会(INSG、ILZSG、ICSG)参加報告

<ロンドン事務所 平田哲人、ボネット佳林 報告>

はじめに
2025年4月22~25日にかけて、ポルトガルLisbonにおいて国際非鉄研究会が開催された。ニッケル、銅、鉛・亜鉛の各研究会のほか、The Impact of Policy on Base Metal Trade Flowsと題したジョイ・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ベースメタル コバルト ニッケル アルミニウム/ボーキサイト
海外事務所:
ロンドン

ナミビア:中国Sinomine社、世界的な「過剰能力」による精鉱不足を理由にナミビアの銅製錬所を一時停止

 2025年6月6日の報道によると、中国Sinomine社は、世界的な銅製錬能力の過剰拡大により銅精鉱が不足しているとして、ナミビアTsumeb製錬所の操業を一時停止した。同施設はヒ素や鉛を含む銅精鉱の処理が可能な希少な製錬所で、年240千tの処理能力を持ち、これまでチリ、ペルー、ブルガリアなどからも銅精鉱を受け入れて・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ゲルマニウム
海外事務所:
ロンドン
担当者:
内田友理

ナミビア・米:米Citigroup Inc.、投資増加を受けナミビア、ベナンでの事業拡大を模索

 2025年5月9日の報道によると、米Citigroup Inc.は、投資が拡大するナミビアやベナンなどアフリカ諸国で事業拡大を目指し、政府と協議を進めている。ナミビアは石油ブーム、ベナンはドル建て債発行や国有資産売却で注目されており、中東からの投資も活発。同行はベナンのユーロ債発行やサイバーセキュリティ事業の資金調達・・・ 続きを読む
鉱種:
その他
海外事務所:
ロンドン
担当者:
内田友理

DRコンゴ:国営Gécamines社、初のゲルマニウム精鉱をベルギーUmicore社に近々輸出

 2024年10月15日付けのメディア情報によると、DRコンゴは、初めて現地生産された高品質のゲルマニウム精鉱の欧州への輸出を予定している。このゲルマニウム精鉱は、LubumbashiのBig Hill尾鉱ダムから産出され、ベルギーUmicore社の技術サポートとノウハウを活用し、国営Gécamines社傘下STL社の・・・ 続きを読む
鉱種:
ゲルマニウム
海外事務所:
ロンドン
担当者:
阿部香織

モロッコ:英Critical Mineral Resources(CMR)社、Igliプロジェクトを取得

 2024年7月17日付けのプレスリリースによると、英 Critical Mineral Resources(CMR)社は、モロッコAnti-Atlasに位置するIgliプロジェクトの買収について、16か月の独占的オプションに署名したと発表した。同社は、プロジェクトの取得に際し、取得総額の90%にあたる0.79mUS$・・・ 続きを読む
鉱種:
海外事務所:
ロンドン
担当者:
平田哲人

DRコンゴ:Kipushi多金属鉱山、31年ぶりに操業再開

 2024年7月2日付けのプレスリリースによると、加Ivanhoe Mines社は、DRコンゴKipushi亜鉛・銅・鉛・ゲルマニウム鉱山の建設完了と再開を発表した。維持管理が施されて31年ぶりの再開となり、新しい選鉱機への最初の鉱石供給は同年5月31日に完了し、6月14日に最初の精鉱生産を開始した。同社は、2024年・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ゲルマニウム
海外事務所:
ロンドン
担当者:
平田哲人

ルワンダ:Trinity Metals社、3.86mUS$の米国資金を調達

 2024年7月4日付けのプレスリリースによると、ルワンダTrinity Metals社は、米国国際開発金融公社(DFC)から3.86mUS$の技術協力助成金を確保したと発表した。資金については、ルワンダにおける同社の鉱山事業全体で進行中のベースライン調査や国際標準SHEC(安全、健康、環境、コミュニティ)管理システム・・・ 続きを読む
鉱種:
タングステン
海外事務所:
ロンドン
担当者:
平田哲人

シエラレオネ:豪Sierra Rutile社、初期安全性審査を完了

 2024年6月30日付けのプレスリリースによると、豪Sierra Rutile社は、シエラレオネのルチル鉱山について、一時停止していたエリア1の操業を再開したと発表した。現場での作業員の死亡を受け実施された初期安全性審査の間、採掘が停止されていた。審査の結果、直ちに再現可能なリスクや差し迫ったリスクは特定されていない・・・ 続きを読む
鉱種:
ルチル
海外事務所:
ロンドン
担当者:
平田哲人

DRコンゴ:Kamoa-Kakula銅複合施設、2024上半期に187千tの銅精鉱を供給

 2024年7月8日付けのプレスリリースによると、加Ivanhoe Mines社は、DRコンゴのKamoa-Kakula銅複合施設について、2024年第2四半期に100,812t、2024年度上半期に186,925tの銅精鉱を生産したと発表した。同社は、Kamoa-Kakulaのフェーズ3選鉱装置が2024年第3四半期・・・ 続きを読む
鉱種:
海外事務所:
ロンドン
担当者:
平田哲人
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