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ニュース・フラッシュ

DRコンゴ:中国CMOC社がDRコンゴでコバルト生産量増加

 2025年4月8日の報道によると、中国のCMOCグループは、DRコンゴの鉱山において、2025年1~3月のコバルト生産量が前年同期比20.7%増の30,414t、銅の生産量が15.7%増の約171千tに拡大したと発表した。DRコンゴ政府は価格下落を抑制するため、2月から4か月間のコバルト輸出停止措置を実施中であり、中・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト
海外事務所:
ヨハネスブルグ
担当者:
内田友理

DRコンゴ:Kamoa-Kakuka鉱山、新精錬所の開始のため発電増強と過去最高の銅生産量

 2025年4月7日の報道によると、加Ivanhoe Mines社が主導するDRコンゴ・Kamoa-Kakula銅鉱山は、輸入水力発電を70MWに増強、近々100MWへ拡大予定であり、新設製錬所の稼働を開始する。3月後半には過去最高の銅生産を記録し、第1四半期の生産量は133,120tと発表された。製錬所では99.7%・・・ 続きを読む
鉱種:
海外事務所:
ヨハネスブルグ
担当者:
内田友理

DRコンゴ:国内の情勢不安によりタンタルの輸出に制限か

 2025年1月27日の各種報道によると、反政府武装勢力M23がDRコンゴ東部Goma(ルワンダとの国境の交易拠点)に進軍したことにより供給ルートが混乱し、DRコンゴ産及びアフリカ中央部産のタンタルの輸出が制限される可能性が高まっている。タンタルは携帯電子機器や半導体に不可欠であり、市場規模は2,500tと小さいが代替・・・ 続きを読む
鉱種:
タンタル
海外事務所:
ヨハネスブルグ
担当者:
内田友理

資源メジャー並びに中国企業による世界の銅権益参入をめぐる動き(後編)

(中国企業の金属市場参入と西側諸国の供給網対策での駆け引き)

<金属企画部企画課 北良行 報告>

はじめに
2024年初め、加First Quantum Minerals社のパナマCobre Panamá銅鉱山の操業中止を引き金に、銅鉱石の不足感が顕在化し、TC/RC(Treatment an・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 コバルト ニッケル モリブデン リチウム アルミニウム/ボーキサイト
海外事務所:
金属企画部

資源メジャー並びに中国企業による世界の銅権益参入をめぐる動き(前編)

(BHPのAnglo American買収劇は今後どう発展するのか)

<金属企画部企画課 北良行 報告>

はじめに
2024年初め、加First Quantum Minerals社のパナマCobre Panamá銅鉱山の操業中止を引き金に、銅鉱石の不足感が顕在化し、TC/RC(Treatmen・・・ 続きを読む
鉱種:
モリブデン
海外事務所:
金属企画部

2024年 金属鉱物資源をめぐる動向

<金属企画部調査課 報告>

はじめに
JOGMEC金属企画部調査課にて、2024年内の鉱物資源分野において注目されたトピックを選び、以下のとおり解説を加えた。前年に引き続き、金属鉱物を巡る動きは目まぐるしい年であった。供給不安による価格上昇が見られた鉱種がある一方で、価格低迷が生産に影響を及ぼした鉱・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ベースメタル PGM(白金族) プラチナ パラジウム アンチモン ガリウム ゲルマニウム コバルト チタン ニッケル リチウム レアアース/希土類 グラファイト
海外事務所:
金属企画部

DRコンゴ:国営Gécamines社、初のゲルマニウム精鉱をベルギーUmicore社に近々輸出

 2024年10月15日付けのメディア情報によると、DRコンゴは、初めて現地生産された高品質のゲルマニウム精鉱の欧州への輸出を予定している。このゲルマニウム精鉱は、LubumbashiのBig Hill尾鉱ダムから産出され、ベルギーUmicore社の技術サポートとノウハウを活用し、国営Gécamines社傘下STL社の・・・ 続きを読む
鉱種:
ゲルマニウム
海外事務所:
ロンドン
担当者:
阿部香織

2024年世界の探鉱動向

<JOGMEC 金属企画部調査課>
2024年3月

















世界の探鉱動向
2023年の『世界の探鉱動向』で、我々は、2022年後半から2023年前半にかけて観測された市場の変化について懸念を述べた。残念ながら、2023年から2024年の前半・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ベースメタル 貴金属 PGM(白金族) プラチナ パラジウム 貴金属 コバルト ニッケル モリブデン リチウム レアアース/希土類 カリウム ウラン 鉄鉱石
海外事務所:
金属企画部

アンゴラ・DRコンゴ:Lobito大西洋鉄道、Lobito港に於ける湾岸事業開始

 2024年7月16日の現地メディアによると、Lobito大西洋鉄道(LAR)コンソーシアム(スイスTrafigura社、ポルトガルMota-Engil社、及びベルギーVecturis社の合弁会社)は、Lobito港の鉱物資源ターミナルに最初の船舶を入港させ、アンゴラにおける港湾事業を開始した。
 バルク貨物船MV ・・・ 続きを読む
鉱種:
その他
海外事務所:
ヨハネスブルグ
担当者:
内田友理

DRコンゴ:Kipushi多金属鉱山、31年ぶりに操業再開

 2024年7月2日付けのプレスリリースによると、加Ivanhoe Mines社は、DRコンゴKipushi亜鉛・銅・鉛・ゲルマニウム鉱山の建設完了と再開を発表した。維持管理が施されて31年ぶりの再開となり、新しい選鉱機への最初の鉱石供給は同年5月31日に完了し、6月14日に最初の精鉱生産を開始した。同社は、2024年・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ゲルマニウム
海外事務所:
ロンドン
担当者:
平田哲人
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